雑炊とおじやとお粥の違い。

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さとう
さとう

昨年12月頃から胃腸の具合が安定しないので、消化に良さそうなものを好んで食しております〜。

年齢感じちゃうよねぇ〜。ってんで、仕事の日のお昼は雑炊的なごはんとスープにしてるってわけです。

ほんで、ふと思ったんですけど「雑炊」「おじや」「お粥」って何が違うの???ちなみに「リゾット」は???

勝手なイメージだと【お粥=白くて味ない】【おじや=味つきとか具入り】雑炊もおじやに同様…くらいに思ってたんですけど、本当のところどうなんでしょう?

気になったので調べてみました!

雑炊

雑炊のイメージ

ではでは「雑炊」からみていきましょう。

雑炊とは・・・日本料理。炊いたごはんのヌメリを一旦、洗い流してから出汁などで煮る。ヌメリを洗い流すことでサラッとした仕上がりになる。

さとう
さとう

ほほう。炊いたゴハンを洗い流すんだ!初めて知った〜。

てことは私が今まで弁当用に作っていたのは、雑炊ではないぞ。

地域によっては「雑炊=おじや」ととらえるところもあるのだそうです。

おじや

おじやのイメージ

お次は「おじや」について。

おじやとは・・・炊いたごはんを洗わずにそのまま、具材と一緒に煮込んだもの。ごはんの粘りが残りトロッとした仕上がりになる。主に味噌や醤油で味付けをしたもの。

さとう
さとう

わいが弁当用に作り置きしているのはコレだ。

おじやだったんだ〜。

一説によると、おじやを煮込むときの音が「じやじや」と聞こえることから「おじや」と名付けられたのだそうです。

お粥

梅干し入りお粥イメージ

お粥はどうでしょうか。

お粥とは・・・お米や麦、穀類などを生から多めの水で柔らかく炊いたもの。煮たもの。

さとう
さとう

おぉ。明らかに雑炊やおじやと作り方が違うのね〜。

ちなみにお粥は日本の他にも、東南アジアや東アジアの色々な国で一般的に食べられているようです。

そしてお粥は水の量で、名前が変わるようですね。

五倍粥・全粥・・・生米100gに対し、水500ccで炊いたもの。もっとも一般的でお米の形を保ちつつ食べやすいものとなります。

七倍粥・七分粥・・・生米70gに対し、水500ccで炊いたもの。

十倍粥・五分粥・・・生米50gに対し、水500ccで炊いたもの。離乳食や病院食として出てくることが多い。

二十粥・三部粥・・・生米20gに対し、水400ccで炊いたもの。

重湯・・・ごくうすい粥を炊いた時にできる、上澄み液。

リゾット

リゾットのイメージ

リゾットはどうでしょう。西洋のイメージがありますよね〜。

リゾット・・・バターやオリーブオイルで炒めた米(イタリア米)にブイヨンや白ワインを加えて煮た、イタリアを代表する米料理。パスタのように芯を残したアルデンテの状態で仕上げます。

これは全く作り方が違いますね!

体調が悪い時期が長引くと、お粥やおじやの味付けに飽きてしまうことってありませんか?

そんな時、私はおじやをリゾット風に味付けして乗りきります。チーズを入れてみたり、トマト味にしてみたり。あとはスープの素と一緒に煮込んでみたり。

さとう
さとう

似てるけど、それぞれに違いがあることが分かったよ。

地域によっては解釈が違うこともあるそうですので、ご了承くださいね。